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DAWN-DUSK 第1章 創始の朝 seen4 光輝

DAWN-DUSK 第1章 創始の朝 seen4 光輝「欲しい・・・」

頭の中で響いた声に応えるように呟いた。



(死にたくない・・・俺はこんなところでは死ねない・・・)

強く、強く願った。

それは純粋なる〈願い〉。

生きるための〈本能〉。

(まだ・・・俺にはやりたいことがあるから!)

右手の前に魔方陣が描かれる。

無意識に右手をその魔法陣の中に入れて、その中にある〈何か〉を手に取る。

ゆっくりとその〈何か〉を魔方陣から取り出す。

〈暴食〉は突然動かなくなった。

まるで、〈何か〉に怯えているように。

〈何か〉を崇めるように・・・。



取り出された右手には刀身が波打つ光り輝く剣が掴まれていた。

「〈ヒュブリス〉・・・」

何故か俺はその剣の名前を知っていて呟いた。

〈暴食〉に向かって〈ヒュブリス〉を振るう。

液体のはずの〈暴食〉が真っ二つに裂け、見る間に燃えて消滅した。



(何故・・・?俺はこれの名前と使い方を知っている・・・?)

驚きと困惑。

しかし、体は勝手に動く。

(外に・・・まだ〈憤怒〉がいる・・・)

はっきりしない意識の中それだけ思うことができた。

「ここで待っていろ」

俺は立ち、未だに震えているフードを被った人の耳元でささやくように言った。

コクン・・・。

フードの人は震えながらも黙ってうなずいた。



シュッ。

外に出ようと〈ヒュブリス〉で檻の格子を切った。

檻を棍棒で殴っていた〈憤怒〉一瞬たじろいで後ろに下がった。

俺は〈ヒュブリス〉を両手で構え、檻の中から外に出た。

「グォォォォォ!!!」

〈憤怒〉はたじろいだものの再び怒り狂うように俺に襲いかかってきた。

(見える・・・!)

紙一重で〈憤怒〉の攻撃を〈憤怒〉の棍棒が空を切った。

その隙を衝き切り返す。

「グァァァァァ!!」

一撃で〈憤怒〉は断末魔をあげ、炎に包まれ消滅した。

〈憤怒〉の断末魔を聞いて、俺の中の何かがはじけた。

(殺せ・・・殺せ殺せ殺せコロせコロセ・・・・・・)

頭の中はその言葉に支配され、他は何も考えることができなかった。



後は一方的な殺戮だった。

悪魔たちを一方的に狩るのは楽しく感じ、自然と笑みが出るほどだった。

憐れむ心など全くなかった。

悪魔たちが逃げ始めても追い、狩り続けた。



それは力有る者のみが持ちうる〈傲慢〉さ。

それは力無き者を蹂躙する
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